練習しても弾けない時

当たり前の話ですが…
同じ「弾けない」でも
練習してなくて弾けない!
のと
練習しても難しくてなかなか弾けない!
のは全然違います( ̄O ̄;)

今回は練習しても弾けない時の話です。

どうすれば弾けるようになるかの話ではないのですが…
私も娘のピアノの事で、
練習しても練習してもうまく弾けなくて
才能がなかったんだわと落ち込んだり、
怒ってもしょうがないのに怒りがおさまらなかった時期があったので…

参考になればと思います(^_^;)

今は発表会の曲に苦戦されてる生徒さんもいらっしゃると思います。
発表会は上達するいい機会と思っていますから、いつもより難しい曲に挑戦してもらってますからね(^_^;)

練習しても全然弾けるようにならない!
ピアノにむいてないんじゃないのかな⁉︎

なんて思ったりしてませんか?

トリルがうまく入らない
指が回らない(速く弾けない)
ペダルがうまく入らない(にごる)
歌って弾けない(表現力豊かに弾けない)
柔らかく弾くって事がよくわからない(力が入る)

このあたりが
つまずきやすいところだと思うんですけど、

いつも隣で「私、うまいでしょ?」的に弾いている私だって
発表会で華やかに⁉︎弾いているようにも見える娘だって
子供の時は同じ事で悩んでいたんです。

私はトリルが嫌いで嫌いで、人前で弾く時にはトリルのある曲は選ばないようにしてきました(^_^;)
「歌って弾いて」と言われても
「力抜いてー」と言われても
小さい頃は先生の言ってる事が意味不明で、
それがわかるようになったのは高校生の時です。
3歳から始めて16歳の時にやっとできるようになったという事です。

娘は、私と苦手な分野が違って、
指が全然回りませんでした。
コンクールにもよく出ていたんですが
「表現力豊かな演奏です」とは言ってもらえるんですが
指がよく回る迫力のある演奏する子が目立って、あまりいい結果が出せませんでした>_<
娘の先生に
「お相撲さんが短距離走の選手にはなれないように、うちの子はどんなに練習しても速く弾く事ができないので、認めたくなかったんですけど、ピアノの才能がないという事がわかりました」とお話したこともあります。

先生は「努力する子が最後は勝つのよ。⚪︎⚪︎ちゃん(娘の名前)は努力する才能があるから!それに最初から指がまわって何の苦労もしなかった子より苦労した子の方が弾けない子の気持ちのわかるいい先生になれるから!」となぐさめてくださったんですが、

その当時の私は、「才能がない子がいくら努力しても才能がある子が努力したら才能がない子は負けてしまいます!」と思っていました( ̄◇ ̄;)

今の娘しか知らない方は信じられないかもしれませんが本当の話です。

それでも毎日3、4時間練習していました。(その当時は)

それから5年くらい経ちました…いつから指が回るようになったかはよくわかりません…ある日突然というわけではなくて徐々にだったように思います…
いつの間にか指が回るようになっていました(^_^;)

長くなりましたが、私が言いたかった事は、「できるようになるのに時間がかかる事もある」という事
そして「コツコツと努力をしていたら、全然弾けるようになっていないように思えても、自分では気づかないだけで確実に上達している」という事です。

1週間で弾けるようにならない所もあると思います。1週間で弾けなくても焦る必要は全然ありません。

発表会までまだ3ヶ月あるんですよ!3ヶ月後には今弾けない所もきっとできるようになっていると思います。

1ヶ月前と比べてみてください。
全然変わってないという事はないと思います。

1年前と比べてみてください。
確実に上達してる事に気づくと思います*(^o^)/*

2年前と比べてみてください。
ピアノをまだ始めてなかった生徒さんもいるんじゃないですか?

ピアノにさわったこともなかった子が
楽譜も読めなかった子が
両手で弾くこともできなかった子が

トリルで苦労してる
ペダルで苦労してる
表現力豊かな演奏をする事で苦労してる

それってすごい事だと思います!
こんな事を苦労するレベルまで到達した事をほめてあげてほしいですo(^▽^)o

暇な時にスクラップブックの最初のほうのページを見てみてください(^з^)-☆
最初のほうを見て「かんたーん!」と思えたら上達した証拠です♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

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