発表会まであと2週間です(*^o^*)
たくさん練習して、ほぼ仕上がっているのに
細かい音が転んでしまったり
スケールが音の粒をそろえて早く弾けない
という箇所でつまづいている生徒さんが結構たくさんいます。
そういう生徒さんの指の形を見てみると
第一関節がペコンとへこんで指の腹で弾いてしまっています(^_^;)
走る時を思い浮かべてみて下さい。
速く走りたい時、ペンギンさんのように足の裏全体を使ってパタパタと走りますか?
きっと地面に接する足の面積が小さくなるようにつま先で走ると思います( ^ω^ )
ピアノも同じで、指の腹で弾くとバタバタと重たい感じになりますし、速く弾く事ができません(^_^;)
それではどこで弾いたらいいんでしょう?
歩いている時とか寝ている時の手の形のまま
右手と左手を合わせてみて下さい。
その時に右手と左手がくっつく場所、
そこがピアノを弾くのに最適な場所です。
そこの場所をピアノランドという教本を書かれた樹原涼子さんの言葉をお借りして「タッチポイント」とよんでいます。
タッチポイントで弾くようにすると、
安定して、手の重さを支える事ができますし
芯のある音が出ます^o^
特に親指をタッチポイントで弾くように意識すると、
手首の高さが高すぎず低すぎないちょうどいい高さになります(^。^)
そして指をくぐらせる時にも手首が上下するといったムダな動きがなくなるので
スケールも速く弾けるようになります。
最初は1音1音、ゆっくりゆっくり指の形を気にしながら弾くのは
ストレスに感じるかもしれませんが、
正しい指の形を身につける事は
正しくない指の形で何度も何度も練習を繰り返すより
上達への近道になりますからね( ^ω^ )
曲の時は弾くのが必至でそれどころじゃない!という生徒さんも、
最初の体操の時とスケールの練習とバーナムの練習の時は指の形を意識しましょうね*(^o^)/*
頑張りましょう*(^o^)/*